
ASUS(エイスース)のモバイルバッテリー、ZenPowerを台湾で購入しました。念願の初モバイルバッテリーです。私のように外出先のカフェなどでパソコンを広げて仕事をする必要がある人にとっては必需品なのですが、ずっと後回しにし続けていました。今やモバイルバッテリーは普通の人でも持っている人が多く、そんな人を横目にずっと羨ましく思っていました(笑)
世間はポケモンGOのリリースによりモバイルバッテリーの需要が高まっているようですね。今回紹介するものはコンパクトで容量が大きいものが多いのでポケモンGOのためにモバイルバッテリーを探しているという人にもおすすめです。
私の場合はというと、スマホのバッテリーが数十分で切れるようになって使い物にならなくなり、バッテリー交換するのも高いのでそろそろ新しいスマホを買う時期に来ていたのです。しかしスマホのような大きな買い物を簡単にする訳にもいかないので、とりあえず前から購入したかったけど後回しにしていたモバイルバッテリーを買ってしのごうと考えたのです。このように切迫した事情がありモバイルバッテリーを買うことにしました。
⇒ZenFone 3を台湾で購入してみた。ZenFoneシリーズの性能も全て比較
モバイルバッテリーは色々ありますが、台湾に住んでいるのでせっかくだし台湾メーカーのものを買おうと思い、ASUSのZenPowerというモバイルバッテリーを購入することにしたのです。
以下でまずは、このZenPowerの種類や価格について紹介します。その後、実際に購入した「ZenPower 10500」のレビューも書いていきたいと思います。
目次
ZenPowerの種類と価格
ZenPower 9600
去年あたりまではこの「ZenPower 9600」のレビューも多く主流だったようですが、ASUSのZenPower商品一覧ページにはもうこの製品は掲載されていいなかったので現在は売り出していないのでしょう。
他のスペックがほぼ同じで容量だけ10500mAhに増えた以下の「ZenPower 10500」が現在売り出されている製品のようです▼
ZenPower 10500
【定価】499台湾ドル
【容量】10500mAh
【重さ】215g
【サイズ】名刺サイズ
「ZenPower 10500」は一番お手頃価格で買えて、サイズも名刺やクレジットカードなどと同じぐらいのコンパクトで持ち運びもしやすいモバイルバッテリーです。私も今回これを購入しました。
10500mAhというはスマートフォンを数回フル充電できるだけの容量なので、外出先でスマートフォンを充電したいという普通の用途には十分です。
ZenPower Pro
【定価】799台湾ドル
【容量】10500mAh
【重さ】230g
【サイズ】名刺サイズ
【特徴】Quick Charge 2.0対応
「ZenPower Pro」はサイズや容量が上で紹介したZenPower 10500と同じなのですが、Quick Charge 2.0に対応しているという大きな特徴があります。Quick Charge 2.0は従来より75%も高速で充電できる技術です。
ZenPower Combo
【定価】999台湾ドル
【容量】10500mAh
【重さ】290g
【特徴】Quick Charge 2.0対応
「ZenPower Combo」もQuick Charge 2.0に対応しています。他の違いはというと、以下のようにMicro-USB端子が初めから本体に付いています。
これは確かに便利かもしれませんね、いちいち線を繋がなくてもすぐに充電できます。今回購入したときも店員さんは最後までこのMicro-USBをビヨンビヨンと伸ばしておすすめしてくれました(笑)
しかし価格がかなり高くなってしまうことと、サイズも一回り大きくなっていたのを見て、コンパクトで最低限の機能を求めていた私はZenPower Comboの購入は止めることにしました。
ZenPower Ultra
【定価】2,990台湾ドル
【容量】20100mAh
【重さ】420g
【特徴】Quick Charge 2.0対応
「ZenPower Ultra」は2016年3月に発売されたモバイルバッテリーで、容量が20100mAhと従来の製品の約2倍もあるのが特徴。これだけ大容量だと外にタブレットやパソコンなどたくさん持ち歩く人でも安心です。
さらに、USBポートは二つ付いていて、どちらもQuick Charge 2.0に対応しているので二つ同時に高速充電することも可能です。
重さは420gと他の製品と比べたらかなり重くなりますが、日本で発売されている一般的な2万mAh程度のモバイルバッテリーと比べたらかなりコンパクトになっています。
かなりおすすめできるモバイルバッテリーなのですが、やはり価格は2,990台湾ドルと高くなってしまいますね。
ZenPowerの使い方・レビュー
前の章でも述べたように、今回私は「ZenPower 10500」を購入しました。
台湾のMRT駅前にあるデパートに入っていたASUSのショップで購入しました。以下の写真のように売り出されていました▼
色は5種類あり、黒色だけ何故か549元と少し高くなっています。他の4色は499元です。私はシルバーを購入しました▼
この箱を開けると、モバイルバッテリー本体の他には保証書と説明書が入っていました。台湾で購入した台湾版なので全て中国語です▼
他にはモバイルバッテリーと充電したい機器をつなげるケーブルも入っていました▼
ただこの付属品のケーブルは少し短くて不便だったので自前のものを使うことにしました。ポートの口さえ同じならどのケーブルでも使えるのです。スマホを充電するときに使っているケーブルでも大丈夫なので、誰でも一本は持っていると思います。
本体は初期状態では、USBポートなどにシールを貼ってくれていました▼
このシールをぺろっと剥がすと、USBポートとMicro-USBポートが一つずつありました。あとは電源ボタンと充電状況を知らせてくれるランプもあります▼
ランプは4つありますね。この4つのLEDでモバイルバッテリー本体の充電状況が分かります。ランプが1つだけ点灯しているときは0-25%、2つ点灯しているときは25-50%、3つ点灯しているときは50-75%、4つ点灯しているときは75-100%となります。
電源ボタンは押すと本体の充電状況が分かるランプが点灯したり、充電したい機器につないでいるときは充電開始されたりします。
だいたいの使い方は以上のようになります。直観で使っても問題ないでしょう。
専用保護カバー(I’m Zenny ZenPower)を付けてみた
今回私は、「ZenPower 10500」の専用保護カバーも購入しました。青色もありましたが、黄色を購入。どちらも199元でした。
袋から取り出すとこんな感じ▼
早速取り付けました。「ZenPower 10500」に気持ち良いぐらいのピッタリサイズでした。
これで少々高いところから落としても壊れなくなったような気がします。(油断して落としまくらないように気をつけてください)
ZenPowerまとめ
念願の初モバイルバッテリーで購入したZenPowerについて書きました。
「ZenPower 10500」は日本でも購入できます。色も4色から選べますね。日本版なら日本語の説明書や日本国内での保証が付いてくるので安心感がありますね。
しかし、せっかく台湾メーカーの良い製品なので、どうせなら台湾旅行に来たときにお土産として買うのもおすすめです。デパートやショッピングモールなどにはASUSのショップが入っていることが多いのでのぞいてみてください。
台湾旅行で持っていれば便利なレンタルWiFiもモバイルバッテリーがあれば、充電器などのオプションを付ける必要もなくなりますよ。以下の記事で説明しているように、レンタルWiFiのバッテリーは4時間程度で切れるので一日持たないのです。
⇒台湾WiFiレンタルの比較とおすすめランキング
私はいつも旅行前にモバイルバッテリーを買いたいと思いながら後回しにしてしまい、結局レンタルWiFiの充電器オプションを付けざるを得なくなるということを繰り返していました。今までのオプション料金の合計はもう、このZenPowerが買えるぐらいになったのでもったいないことをしました(笑)
モバイルバッテリーを購入したくて足踏みしている方に、コンパクトで容量も十分なZenPowerは最初の一台としておすすめですよ。台湾旅行のお土産にもどうぞ。
※ASUSのスマートフォンZenFoneについては以下の記事を参考にしてください。
⇒ZenFone 3を台湾で購入してみた。ZenFoneシリーズの性能も全て比較