
女王頭で有名な野柳地質公園へ行ってきました。近年観光客が急増しているスポットです。
海岸には女王頭以外にも様々な奇石があり、美しい海と今まで見たことがないような奇石の組み合わせで不思議な感覚にさせてくれる場所です。
今回、バスで個人的に行く場合の情報を中心に紹介しますが、時間や労力を節約したいためのおすすめのツアーやホテルも最後に紹介します。
目次
野柳への行き方(バス)
個人的に野柳に行くとなればバスを利用する必要があるでしょう。
野柳へのバスは、台北・淡水・基隆の3カ所から発車しています。
以下で各地から野柳へのバス路線を紹介します。野柳から各地へ戻る場合も同じ番号のバスに乗れば帰れますよ。
バスを利用する場合は、バスの到着時刻が分かる以下のアプリが便利です。以下で紹介する路線の詳細も見れます。
■BusTracker Taipei
>>Android
>>iOS
台北から野柳
路線:国光客運の1815番
時間:約1時間20分
料金:96元
淡水から野柳
路線:基隆客運の862番
時間:約1時間30分
料金:120元
基隆から野柳
路線:基隆客運の790番
時間:約40分
料金:30元
※基隆から野柳地質公園に直接行くT99番線もありますが、本数が少ないし時間通り来なかったりするのであまり期待しない方が良いでしょう。
基隆駅のバス乗り場
基隆駅のバス乗り場は少しややこしい場所にあります。
基隆駅の大きい道路で、以下の写真のように港に近い側はバス乗り場ではなく、バス降車専用となっています。
ここでお客さんを下ろしたバスは、基隆駅前をぐるっと回って反対側の道路に行くのです。
バス乗り場はファミリーマートの前です。(降車側から乗車側を撮影↓)
ファミリーマート前の乗車側に行くと、行き先の方面が書いてある看板がたくさんあります。
このうち、往金山(金山行き)と書いてある看板の前で待っていれば野柳に行くバスが来ます。下に小さく「經野柳(野柳を通過する)」と書いてますね。
参考:野柳の交通情報
野柳駅から野柳地質公園まで歩く
野柳駅から野柳地質公園までは徒歩10分もあれば到着します。
バス停「野柳駅」で降りると、以下のような野柳風景區という文字が見えます。
この文字に向かって左の道に入ると、以下のような景色に。あとはほぼ一本道なので簡単です。
左手の階段を上がったところにある旅客サービスセンターの前が野柳地質公園の入口です。
野柳地質公園の観光とツアー
野柳地質公園の奇石「女王頭(クイーンズヘッド)」
野柳で有名ものといえば、何と行っても野柳地質公園にある女王頭(クイーンズヘッド)でしょう。クレオパトラの横顔と言われています。
他にも有名な奇石は色々あるのですが、終了時刻も近かったのでとりあえずこの女王頭を目指します(季節によりますが、夕方5時〜6時ぐらいで入場できなくなるので注意)
購入したチケットを見せて地質公園に入場します。(入場チケットは80元)
入場するとすぐ、いきなり女王頭(Queen’s Head)という文字が!
しかしこれは本物の女王頭ではありません(笑)それでも多くの人が記念撮影していました。
絶好の位置から女王様の写真を撮るにはかなり並ばなければなりません。私は裏側に回り込んで撮影しました(笑)
赤いラインがある場所は超えてはいけません。危險!請勿越線(DANGEROUS! DO NOT CROSS)と書いてますね。やはり海岸なので多少は危険です。至る所に警備員が立っているので、悪いことをしたらすぐに注意してくれますが。
帰路につく頃にはすっかり暗くなってきました。遠くに見える明かりの一部は以下で紹介する野柳のホテルです。
女王餐廳(レストラン)で海鮮料理
女王頭も見終わり、たくさん歩いてお腹がすいた頃にはレストランで海鮮料理を食べるのも良いでしょう。
地質公園の入口の近く、以下で紹介するホテルのすぐ隣にある「女王餐廳」というレストランがおすすめです。
海鮮を中心にたくさんのメニューがありました。
おすすめツアー
以上、バスと徒歩で野柳を観光する方法を説明しました。
しかし、この方法は冒険感があって楽しい反面、やはり時間や労力が必要になります。
このようなコストを節約したい方は、現地ツアーを利用するのも良いでしょう。野柳地質公園や近く金山老街などの観光地を半日程度で効率よく回ってくれます。
⇒野柳・金山老街オプショナルツアー
野柳のホテル
最後に、野柳のホテルを一つ紹介しましょう。野柳地質公園にある代表的ホテルは一つだけしかありません。
その名は「ボウティックスリゾートホテル野柳(野柳泊逸渡假酒店)」
女王頭のある野柳地質公園のすぐ近くにある唯一のホテル。新しくて綺麗でした。これ以外のホテルは野柳地質公園から数km離れてしまいます。
ただ、野柳の見所は地質公園ぐらいなので、わざわざここに宿をとる必要性はあまりないかもしれません。
近くの基隆、もしくは台北のホテルから足を伸ばしてもじゅうぶん日帰りできます。
⇒基隆のおすすめホテルと観光
⇒台北のおすすめホテルと観光
地質公園への興味が強く、野柳をゆっくり回りたいならここで1泊しても良いでしょう。
⇒ボウティックスリゾートホテル野柳の空室情報
⇒台湾旅行の準備・入出国手続き・現地ですること