
陽明山は、台北市の北部・郊外にある国家公園です。台北市内から混んでいなければ30分ほどで到着する距離にありながら、大自然や温泉が楽しめます。また、夜景も綺麗なので、デートスポットとしても人気があります。
そんな色々な楽しみ方がある陽明山ですが、今回私はお花見を楽しんできました。桜と言えば日本ですが、台湾にも桜が見れる場所があり、この陽明山はそんなスポットの一つです。2月、3月に桜が楽しめる以外にも、他の季節にはまた違う種類の花も咲きますので、年中楽しめる花の名所として知られています。
※2017年は寒かったために例年より開花が遅く、3月中旬以降に満開となり、3月末まで桜が楽しめます。私は2月下旬に訪れたため、まだまだ満開にはほど遠かったのですが、それでもところどころに綺麗な花を見つけられて楽しかったです。日本の桜ほどの満開感は無いかもしれませんが、それでも海外でも桜が見れるというのはなかなか嬉しいものがありました。また、桜の時期は夜間にライトアップが行われる場所もあります。
陽明山への行き方
台北駅から陽明山
陽明山へはバスで行くことができます。その中でも、最も分かりやすいのは台北駅からバスにのる方法でしょう。台北駅からは260号のバスに乗れば陽明山へ行けます。(バス運賃は30台湾ドル)
台北駅の北一門や東三門から出るとすぐに見つかるバスターミナルに260号の乗り場があります。
あとは、バスが来たら乗り込み、座っているだけで陽明山に到着します。(帰りは乗る人が多く、立つことになったので疲れました。座りたい場合はできる限り前の方に並んでおくことをオススメします)
下車する駅は「陽明山」駅が一般的で、ホテルや温泉もこの駅の近くにあります。ただ、今回私は日帰りでお花見をするだけだったので、「陽明山」駅を通り過ぎ、フラワースポットに一番近い「第一停車場(花鐘)」という駅で下車しました。
「陽明山」駅から歩いて行くこともできますが、多少の距離があるので、お花見だけをする方は「第一停車場(花鐘)」駅で下車するのがオススメです。
その他の駅から陽明山
・MRT劍潭駅から陽明山→紅5号バス(15台湾ドル)
・MRT北投駅から陽明山→230号/小9号バス(15台湾ドル)
陽明山公園でお花見
私が訪れたこの日は2月下旬、まだ満開には遠く、雨も降っていましたが、その分空いていたのでゆっくり楽しむことができました。
綺麗な桜をところどころに見つけることができます。
大きな噴水などもあって癒されます。
桜以外の花も色々咲いていますので、春以外の季節も楽しめます。
陽明山公園のシンボルとしてよく見かける花の時計(花鐘)は、さすがにかなり綺麗でした。
中国式の建築物などもありました。少し登れば展望台やお土産が売っているところなどもあり、路上で音楽を演奏している人などもいて華やかな気分になりました。
また、ところどころで温泉が湧き出ていて、硫黄のにおいが楽しめました。湧き出ていた液体をさわってみると確かに暖かいお湯だったので、温泉にも入りたい気分になりました。
次回は陽明山のもう一つの名物、温泉にも入ってみようと思います。