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台湾ワーキングホリデーのビザ申請手続き・必要書類について

無事に台湾ワーキングホリデーのビザが手に入ったので、申請手続きや必要書類をまとめておこうと思います。

ちなみに、台湾ワーホリの手続きは台北駐日経済文化代表処というところで手続きします。ワーホリに必要な書類などは全て以下のページにあります。
ワーキングホリデー査証/台北駐日経済文化代表処

ここにある解説や書類を見れば一応全て分かるようにはなっているのですが、それでも少しつまづいたり調べなければいけないこともあったので、そういったところを中心にこの記事では分かりやすく解説していきたいと思います。

台湾ワーキングホリデーの発給要件について

まず、ワーキングホリデーは誰でも申請できるわけではありません。台湾のワーキングホリデー申請に必要な条件は主に以下の3つです。(2016年4月現在)

・申請時に日本在住の日本国民である
・過去に台湾ワーキングホリデー査証の発給を受けていない
・申請時の年齢が18歳以上30歳以下

台湾以外の国のワーキングホリデービザなら受けたことがあっても申請は可能です。台湾ワーホリビザを一度取得したことがある人は、二回目の申請はできません。

また、年齢は31歳の誕生日を迎える前であれば申請可能です。

以上の条件を満たしていれば、次の必要書類を準備できればビザが発給されます。

台湾ワーキングホリデーの必要書類について

申請に必要な書類は以下の6つです。

・20万円以上またはそれに該当する財力証明書
・帰国のための航空券または航空券を購入するための資金証明
・ワーキングホリデー査証専用申請書
・履歴及び台湾における活動の概要
・6ヶ月以内に撮った4cmx5cmのカラー写真2枚
・一年以上の海外旅行保険の加入証明書

ちなみに、ビザの申請費用は基本的に無料です。

それでは順に解説していきます。

20万円以上またはそれに該当する財力証明書

これは、初めてだと大変な気がするかもしれませんが、全ての手続きが終わった今振り返ると一番簡単だったと思います。預金さえあれば、銀行で「預金残高証明が欲しい」とお願いするだけで発行してもらえるからです。

だから、とりあえずこの作業を一番最初にしておくのが良いと思います。
台湾ワーキングホリデーでは20万円以上の預金残高証明が必要です。
帰国時のチケット購入資金の証明も一緒にするために、少し多めの額を入れておけば良いでしょう。30万円以上あれば確実です。

預金残高証明の手数料は銀行によって違いますが、800円前後のところが多いです。

残高証明は窓口でお願いしてから1週間程で郵送されてきました。
私はお願いしに行った日の日付で残高証明を発行してもらったので少し時間がかかりましたが、前日より前の日付での証明なら即日発行が可能な銀行もあるようです。

帰国のための航空券または航空券を購入するための資金証明

帰国のための航空券または航空券を購入するための資金証明が必要です。

上述のように、少し多めの財力証明書を貰っておくのが一番楽な方法です。

ワーキングホリデー査証専用申請書

ワーキングホリデー査証専用申請書が一番のメインとなる書類です。

まずはWebで情報登録する必要があります。以下のページの「度假打工(Working Holidays)」と書いてあるボタンを押すと入力画面になります。
台湾ビザ申請のページ

Web情報登録の方法

workingholidaycap
▲Web情報登録の入力画面▲

基本的に個人情報を普通に入力していくだけなので、特に説明は要らないと思いますが、記入していて少し迷うところもあったのでそこだけ解説していきます。

種類(Category)

VISAの種類を選ぶところです。

停留簽證(Visitor Visa)と居留簽證(Resident Visa)の二つがありますが、ワーキングホリデーの場合は停留簽證(Visitor Visa)を選択します。

2ページ目について

workingholidaycap2

2ページ目は全部英語です。英語の質問にyesかnoで答えます。久々に英語を呼んだのでちょっと苦労しました。

おそらく一番無難なのは、3番目のみyesにして、あとは全部noで答えることです。ただ正直に答える方がいいでしょうから、ちゃんと質問を読んで、自分の状況に当てはまる方を選択してください。

3ページ目について

workingholidaycap3

3ページ目にも色々入力項目があって、「まだあるんかい」と思って少し投げ出しそうになりましたが、ここは代理で申請してもらう場合に入力するところでした。

「代理での申請はしない」という方を選んでいけば、入力項目はだんだん消えていきます。この記事を見ている人は自分で申請しようとしている人でしょうから、3ページ目に入力すべきことはほとんどないでしょう。

最後に「DOMESTIC KTP No.」というよく分からない入力項目がありましたが、調べたところこれはインドネシア人のIDのようです。日本人には関係ない。ということで、何も入力せず空欄のままで送信しました。

これで特に問題は起こらず、入力した情報を元にPDFファイルが作られました。あとは、このPDFを印刷して手書きでサインするだけです。

不備があったら提出前に指摘してくれるので、そこでボールペンにて追記すればいいだけです。よほどのことが無い限りもう一度Web入力し直しなんてことはないでしょう。

履歴及び台湾における活動の概要

この書類も冒頭で紹介した台北駐日経済文化代表処のページ内にあります。
ワーキングホリデー査証/台北駐日経済文化代表処

ここから用紙をダウンロード後、印刷します。そこに日本の履歴書と同じように日本語で記入していけば大丈夫です。

『台湾での予定行動』という結構大きい欄がありますが、ここにはそこまで気合いを入れて文章を書く必要はありません。一言「語学学習」とだけ書いて申請に通った人もいるようです。私はもう少し長く書きましたが、余計なことは書かないように気をつけました。「一生懸命働きます」とかはワーキングホリデーの趣旨から外れるので書かない方が良いとは思います。

いずれにせよ、日本から台湾へのワーキングホリデーは選考があるわけでもなく簡単に通るものなので、よっぽど変なことを書かない限り問題になることはないでしょう。

6ヶ月以内に撮った4cmx5cmのカラー写真2枚

4cmx5cmってあまりないですよね。近所の証明写真撮影機にはありませんでした。

わざわざ写真屋に行く時間もなかったので、私は少し大きめの写真を撮って、4cmx5cmになるようにハサミで切りましたよ。

本当は4cmx5cmが撮れる場所に行くのがいいんでしょうけど、無い場合はこの方法でも大丈夫だと思います。

パスポート

申請時に残存期限が15ヶ月以上あるパスポートを提出する必要があります。

一年以上の海外旅行保険の加入証明書

これが一番悩むところだと思います。私は国民健康保険で代用しましたが、普通は海外旅行保険に加入します。

国民健康保険で申請する方法

普通はワーホリする人は住民票を抜いて国民健康保険からも外れると思いますが、私のように日本に住所を置いて国民健康保険に加入したままワーホリする人もたまにはいるかもしれませんので、一応やり方を紹介しておきます。

必要な書類は二つ。国民健康保険証の表と裏のコピー(A4サイズ1枚に表と裏の両方を納めます)と、国民健康保険の海外療養費に関する資料や冊子です。これは市役所でもらえます。

ワーホリ用の海外旅行保険について

ワーホリで使える海外旅行保険は色々ありますが、中にはすごく高いものもあるので注意してください。安いものと比べると10倍ぐらい違ったりします。

また良い海外旅行保険情報があればお知らせします。今回私は利用しなかったのでまだ調べていません。

台湾ワーキングホリデーの申請場所や時間について

以上の必要書類を揃え、台北駐日経済文化代表処に持って行けばビザを発給してもらえます。

住所等は以下のページに載っています。日本国内には東京・横浜・那覇・札幌・大阪・福岡の6カ所あるようですね。
台北駐日経済文化代表処の所在地

ここに書類を持って行ったとき、間違いや不備があれば指摘してもらえるので修正すれば大丈夫です。

午前中など早めに行けば当日中の発行が可能です。ただ当日はお金がかかるけど翌日なら無料と言われたので、私は翌日に貰いに行きました。

ですので、最低二日は見ておいた方がいいと思います。

台北駐日経済文化代表処が無い都道府県の方などは出向くだけで大変だとは思いますが、一泊するぐらいの余裕を見ておいた方がいいかもしれませんね。

まとめ

色々書きましたが、終わってみれば本当に簡単でした。

台湾から日本へのワーホリ手続きはもっと大変なんですけどね。ビザが欲しくなったら最速で当日か翌日に貰える日本人は恵まれていると思います。

それでは、このビザを使って台湾へ行ってきます!また台湾ワーホリ生活情報もブログで公開して行きます!

ABOUT THE AUTHOR

管理人環島
2010年、台湾ドラマ・音楽をきっかけに台湾好きになる。2013年に初訪台して以来、隔月で台湾へ通う。2014年は2ヶ月かけて台湾一周し、帰国後に台湾中国語と英語の資格取得。2015年、日本で個人事業開業。2016年はワーホリビザにて台湾南部の高雄に長期滞在。2017年からは台北在住。2018年に台湾女性と国際結婚。現在は日本や台湾、その他国々を行き来しながら暮らしています。
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