
2016年5月9日、高雄に大魯閣草衙道(Taroko Park)がオープンしました。
かなり楽しく遊べるスポットがたくさんあるショッピングモールだったので、紹介していきます。
※ちなみに大魯閣草衙道の最初の文字は「太」ではなく「大」です。台湾東部の観光名所「タロコ(太魯閣)」をどうしても連想してしまい、漢字が少し違うことにしばらく気づきませんでした(笑)
目次
高雄のどこにある?アクセス・行き方は?
まずはこの大魯閣草衙道は高雄のどこにあるかということですが、その名の通りMRT草衙駅に隣接しています。
MRT草衙駅は高雄空港駅の次の駅なので、空港にかなり近いスポットです。帰国前に立ち寄ってショッピングするのもいいですね。
このMRT草衙駅に到着して改札を出たあとは、2番出口に向かって歩きます。
2番出口に向かう地下道には絵が描かれていて楽しめます。ここで絵と一緒に記念撮影している人もたくさんいました。
2番出口に到着して地上に出るとすぐに大魯閣草衙道(Taroko Park)はあります。
大魯閣草衙道(Taroko Park)全体の様子
到着して、まずは全体の様子を確かめるために一通り歩いてみました。
入口から入って一番手前にあったのはH&MとSTUDIO A。
STUDIO A(アップル製品の専門店)には最新のiPhoneなどが売られていました。H&Mもおなじみの雰囲気。ファッション系のブランドも有名どころは他にも色々入っているようで、他のショッピングモールとそれほど変わらない雰囲気がありました。
入口からもう少し奥まで行くと、以下のようなスペースがあり子供たちが楽しそうに遊んでいました。
エレベーターで2階に上がると、どこか懐かしい感じが。日本のイオンモールを思い出しました。
外に出るとまたデジャヴが発生し、大阪のりんくうアウトレットモールを思い出しました。
メリーゴーランドや観覧車もあります。奥の観覧車はやたら回るのが速くて面白かった(笑)
リラックマ(拉拉熊)の横断幕が見えます。あと、モールの周りは線路があることにも気づきます。
これは、モールを一周する列車の線路です。列車に乗って一通り大魯閣草衙道の全体を把握するのも楽しそうです。
全体の地図。
カラフルで綺麗な建物。
モール全体を一通り歩いた感想としては、「思ったよりは小さい」でした。近くにある夢時代(ドリームモール)などはアジア最大級と言われるほど巨大だったので、それをイメージしていたために小さく感じたのです。
ただ、ドリームモールが大きすぎるだけでこの大魯閣草衙道もそこまで小さいわけではないと思います。また、大きすぎると私のような方向音痴は迷ってしまうので、半日ぐらいかけてゆっくり遊ぶのにはちょうど良い大きさだと思いました。
また、この後も紹介していきますが、子供向けに遊べる施設が非常に多いという特徴があり、子連れの家族が多かったです。
建物など施設全体は低く設計されていて、モールは3階建てですし、観覧車や絶叫系の遊具も高さがないのであまり怖そうではありませんでした。これは子供向けだからかもしれませんし、近くに空港があるということも影響しているかもしれません。
それでは以下で、モールの中を紹介していきます!
3階にはスポーツ施設など遊べるスポットがたくさん!
さて、ここまで紹介したものだけだと、他のショッピングモールとあまり変わらないような印象を持ってしまうかもしれませんが、ここからが本番です。少しずつ、大魯閣草衙道の特徴的なスポットを紹介していきます。
まず、モールの3階には日本で言えばラウンドワンのスポッチャのような遊べるスポーツ施設があるのです。ショッピングモールの中にこのような施設があるのは珍しいのではないでしょうか。
ダーツやピッチング。またバスケットボールのゲームなどもありました。
そして、何と言っても一番の目玉はバッティングセンターです。
私はここで久々にバッティングセンターを体験することを楽しみにしていました。
しかし、この日は休日。台湾も土曜や日曜などの休日は人がたくさん溢れていて、バッティングセンターも全席人が並んでいたので諦めました。
次は平日にやってきてバッティングも体験しようと思います。
他にも3階には、ゲームセンターもあります。ここは本当に日本と同じような雰囲気でした。
また、3階には大きなフードコートもあるので、お腹がすいたらここで食事をするのもいいですね。
外には鈴鹿サーキットの小さな遊園地がある
大魯閣草衙道は大きくわけて3つのエリアに分かれています。大道東・大道西・鈴鹿賽道樂園の3つです。
⇒大魯格草衙道のフロア紹介(公式サイト)
大道東と大道西は、これまで紹介したショッピングモールの中のことです。東と西に分かれているのですね。上のフロア紹介ページには入っているブランドや施設も確認できるので参考にしてください。
そしてこれから紹介するのが、モールの外にあるミニ遊園地とも言える「鈴鹿賽道樂園(鈴鹿サーキットパーク・SUZUKA CURCUIT PARK)」です。
ここは日本の鈴鹿サーキットと提携してできた施設のようです。子供用、大人用にそれぞれ1つずつ、車を運転して遊べるサーキットがありました。
日本語を発見。施設の名前も「コチラドライビングスクール(Kochira Driving School・酷奇拉駕駛學校)」
サーキットの展示場のような建物もありました。
中には手塚プロダクションのキャラクター。
夜にはこれらのキャラクターとお姉さんが一緒に踊りながら歌うミニライブのようなものも見れました。
レストラン・カフェに入って休憩
歩き回っていると、大好物マンゴーのポスターが貼られているお店があったので、中に入って少し休憩することにしました。
料金は外のポスターから分かりませんでした。いい感じのお店だったので高そうだとは思ったのですが、マンゴーに釣られて恐る恐る中に入ります。
やはりそこそこの料金がします。メニューの写真を貼っておくので参考に(笑)
しかし多少高くてもマンゴーが食べられるならと期待していたのですが、なんと食べたかったマンゴー関係のメニューは売り切れでした。
仕方なく健康的なパスタと別のデザートを注文しました。確かに美味しかったけど、マンゴーが食べられず少し残念でした。
支払いはクレジットカード可能でした。台湾では夜市などの屋台を除くとクレジットカードが使えるところが多い印象です。
このカフェ系レストランの他にも休憩できるお店は至る所にありましたので、疲れたらいつでも休めます。
日本系のお店だとミスタードーナツもありましたし、ファミリーマートの前にもベンチがあったのでちょっと休憩するぐらいならそちらに行っても良いかもしれません。
夜の大魯閣草衙道はライトアップされて綺麗
大魯閣草衙道は何と言っても夜がライトアップされて美しいという特徴があります。
以下のライトアップされたメリーゴーランド前は絶好の写真撮影スポット。台湾の友人がSNSにアップしているのもこの写真が多かったです。
たまに音楽が流れて、噴水もそれに合わせて踊るように吹き出します。
他にも、夜の方が昼より綺麗な場所がたくさんありました。
時間が許すなら、是非夜まで大魯閣草衙道で遊んでください。
ホテルも隣接しているがオープンしているかは不明
夜も遅くなってきて、そろそろ帰ろうかと思っていた頃、ホテルもかなり近くにあるのを見つけました。
Hotel-D(蒂亞飯店)という名前が見えます。これは高雄駅〜美麗島の中心エリアにも同じ名前のホテルがあったので系列ホテルでしょうね。
しかし、この大魯閣草衙道に隣接したHotel-D(蒂亞飯店)の情報は現時点で見つかりませんでした。もしかしたらまだオープンしていないのかもしれません。
上の写真は近くまで歩いて撮ったものですが、直前で大きな門に遮られていることが分かり、それ以上近づけませんでした。やはりまだオープンしていない可能性が高そうです。
この門を開けてくれるならすぐに大魯閣草衙道へ行けるようになるので便利なホテルですね。また、新しい情報が得られたらこの記事に追記しようと思います。
ただ、ここは空港に近いエリアで中心地からはやや離れているので、他の観光スポットにも行くなら以下で紹介しているおすすめホテルに宿泊する方が総合的に見ると便利です。
⇒高雄のおすすめホテルと観光に便利なエリア
まとめ
最近オープンした楽しく遊べるおすすめスポット「大魯閣草衙道(Taroko Park)」を紹介しました。
遊べる施設、特に子供向けがたくさんあったので、子供連れの家族には一番おすすめのスポットです。
もちろん大人も楽しめる施設がたくさんあったので、カップルや友達同士でも楽しめるでしょう。
高雄空港に近いので、高雄旅行の帰国前には少し立ち寄ってみてください。