ROUND TAIWAN

台湾旅行の準備・入出国手続き・現地ですること【保存版】

私は初めて海外に行く前、何を準備すればいいか分からず苦労しました。

入出国手続きの方法などもかなり事前に調べましたが、実際に経験してみないとスムーズにできないこともたくさん発生しました。

そこでこの記事では私がつまづいた点を中心に、台湾旅行で必要な知識をまとめました。旅行準備から入出国手続き現地でやることまで全て書きました。

この1記事に、最低限必要なことだけを厳選してまとめたので、是非参考にしていただければと思います。

パスポートを申請する

パスポート申請

パスポートを持っていない方は、何はともあれ申請しなければなりません。難しくはありませんが、めんどくさくて足踏みしている方もいるのではないでしょうか。

日本国籍のパスポートがあれば、台湾へビザ不要で90日以内の観光目的の滞在ができます。

パスポートさえ手に入れてしまえば旅行準備の8割は終わったようなものです!あとは楽しい旅行プランを立てることなどに集中できます!

以下にパスポート申請方法の概要を書くので参考にしてください。

※パスポート申請から受け取るまで、休日を除いて1週間程かかります。早めに申請しておきましょう。

申請場所

住民登録してある都道府県庁の旅券課で申請します。
※学生などが住民票を現住所に移していない場合、「居所申請(住民票を移さず現住所の旅券課で申請すること)」も可能です。

申請に必要な書類

1、一般旅券発給申請書

各都道府県の旅券課においてあります。

2、戸籍抄本または戸籍謄本

有効な旅券を持っていて、氏名・本籍に変更がない人は省略可能です。

3、住民票

住基ネットの運用を開始している市区町村の場合は不要。居所申請の場合は必要です。

4、写真1枚

縦45mm、横35mm。6ヶ月以内に撮影したもの。

5、失効したパスポート

6、身分証明書

一つだけでOKな身分証明書

現在有効なパスポート、もしくは失効後6ヶ月以内のパスポート。運転免許証など。

二つ提示が必要な身分証明書

健康保険証、年金手帳、印鑑登録証明書などは二つ提示するか失効後6ヶ月を超えたパスポート、社員証、学生証などと一緒に提出。

ツアーを利用する場合

パスポートが手に入れば、いよいよ旅行の計画を立てることができます!

旅行の方法は、大きく分けて二つあります。ツアーを利用する方法と、個人手配です。

まずはツアーについて書いていきます。

パッケージツアー

パッケージツアーは一般的に、「航空券購入」や「ホテル予約」に加え、現地到着後の「観光案内」なども付いてくるものが多いので、手間がかからず楽です。

しかし、「航空券購入」と「ホテル予約」だけ購入してその他は自由行動するタイプのパッケージツアーもあり、当ブログではこちらをおすすめします。

エクスペディアのAir+割というパッケージツアーはかなり割引が大きく、最大でホテル料金は全額無料となります。

【航空券+ホテル】海外旅行エクスペディア★パッケージツアー

以下で紹介する航空券、ホテルの最安予約方法を利用しても、このパッケージツアーの方が安くなることが多いので、一度はエクスペディアで料金を確認しておくのがおすすめです。

オプショナルツアー(現地ツアー)

航空券やホテルは自分で手配し、現地でツアーに参加するのがオプショナルツアー(現地ツアー)です。

最近は現地到着後に自由行動をする人が多いと思いますが、観光地によっては効率が悪くなる場合があります。

例えば、台北から足を伸ばして、台湾東部のタロコまで行く場合はツアーがオススメです。タロコの見所は広範囲に点在しているので、必ず移動手段が必要です。公共バスは1時間に1本あるかないかで、しかもそのバスが来なかったりしました。バイクや車をレンタルできるならそれで良いですが、もし移動手段がないのであればツアーの方がかなり効率よく回れます。

このようなタロコを含め、郊外の観光名所に行く予定がある方は現地ツアーという選択肢を検討しても良いでしょう。

【JTB】台湾の現地オプショナルツアーを探す

航空券を購入する

個人手配の場合に必須となる、「航空券の購入」について書いていきます。

LCC(格安航空会社)

LCCとは格安航空会社のことで、機内のサービスを最小限にする代わりに非常に安い価格の航空券を提供しています。日本でもピーチやバニラエアなど、LCCの勢力は強くなってきました。

台湾のLCCについては以下の記事にまとめています。

台湾に就航しているLCCについて

フルサービスキャリア

フルサービスキャリアとは従来型のサービスを提供する航空会社のことです。機内食や飲料、座席での映画鑑賞、預け入れ荷物も基本料金に含まれています。

節約が必要なら上述のLCCを選べば良いのですが、少し余裕があるならフルサービスキャリアもおすすめです。フルサービスキャリアにも色々種類があり、座席によってはかなり格安だったりしますので、目的に合わせて飛行機のグレードを選べば良いでしょう。

フルサービスキャリアの航空券検索サイトは色々ありますが、HISが運営するサプライスは格安料金に徹底的にこだわっているためおすすめできます。
サプライス(Surprice)

▼サプライスの割引クーポン情報更新中▼
サプライスで格安航空券が購入できると評判なので予約してみた

ホテルを予約する

台湾旅行する人はほとんどがホテルに泊まることになるでしょう。後ほど紹介する「入国カード」に、滞在する場所の住所かホテル名を書かなければならないので、住所かホテル名をメモしておきましょう。

*ホテル検索フォーム

おすすめホテルまとめ

台湾各都市ごとに、おすすめホテルと観光に便利なエリアをまとめました。
台北
基隆
台中
台南
嘉義
高雄
墾丁
台東

海外旅行保険への加入

海外旅行先で事故を起こしたり病気になったりして入院するといったトラブルに遭遇する可能性があるため、旅行前には保険に加入することが一般的です。

海外旅行保険に加入する方法は大きく二つあります。それは、海外旅行保険付帯のクレジットカードを作る方法と、保険会社の海外旅行保険に加入する方法です。

海外旅行保険付帯クレジットカードについて

海外旅行保険付帯のクレジットカードにも、大きく分けて二種類あります。一つは利用付帯、もう一つは自動付帯です。

利用付帯は、そのカードで航空券など旅行代金を決済しなければ保険が効きません。一方の自動付帯は持っているだけで保険が効きます。さらに、補償額は基本的に合算されるので、自動付帯のカードを何枚か作っておけば補償が手厚くなります。

おすすめのクレジットカードとしては、年会費無料の海外旅行保険自動付帯クレジットカードの中で最も補償額の手厚いエポスカードが挙げられます。最短即日発行なので、旅行出発日に近い方でも間に合うかもしれません。

【エポスカード】

保険会社の海外旅行保険について

保険会社の海外旅行保険は、補償額が手厚いことが利点です。治療救援費用は最大1000万円に設定されていることが多いです。
ただし、当然ですが1日当たりの保険料を支払う必要があり、手続きの手間がかかることもデメリットです。
手続きの方法には、事前のネット申し込み空港の窓口で出発前の申し込みなどがあります。

海外旅行保険自動付帯のクレジットカードを複数枚作成しておく方が、補償額も合算できるし持っているだけで保険が効くのでおすすめです。
ただ、出発までに時間がない人や、心配性な人は保険会社の海外旅行保険を申し込んでおくのも良いでしょう。

レンタルWiFiの申込み

台湾現地に到着した後、インターネットに接続するための最も手軽でおすすめの方法が「レンタルWiFi」を利用することです。

ポケットWiFiルーターを日本国内の空港で受取り、現地に到着した後に電源を入れるだけでパソコン、タブレット、スマートフォンなどの電子機器をインターネット接続できます。

同時に5台〜10台ほど繋げるので、友人や家族と一緒にシェアすればかなりお得です。

以下の記事でレンタルWiFi各社を詳しく比較しています。
台湾旅行で使えるレンタルWiFi比較

海外プリペイドカードの作成

manepa
海外でクレジットカードと同じように買い物やキャッシングができる「海外プリペイドカード」を作成しておけば何かと便利です。
事前に入金した分だけしか使えないので、クレジットカードより安全で、年齢制限や審査もなく作れます。

おすすめは為替手数料が日本最安のマネパカード。
マネパカード

他の海外プリペイドカードも含めた比較表は以下の記事にあります。
海外ATMでキャッシングできるプリペイドカード比較

日本出国手続き

初めて台湾に行く前、空港でどのような手続きをしていけばいいのかイメージがわかずに不安でした。実際に一度経験してみれば次からはできるようになりますが、最初は何をすればいいか分からず焦るかもしれないので、飛行機に乗り遅れないためにも、ある程度何をするのか理解しておくのが良いでしょう。

搭乗手続き(Check-in)

利用する航空会社のカウンターなどで航空券とパスポートを提示し、搭乗券(Boarding Pass)をもらいます。

スーツケースなど、預け入れる荷物がある場合はここで預けます。

手荷物検査(Security Check)

X線探知機で手荷物を検査します。パソコンなどの電子機器類は鞄から取り出して別々のカゴに入れます。

ポケットに入っているものや上着類も脱いでカゴに入れた後、金属探知機をくぐり抜けます。

税関(Customs)

外国製品を持ち出す場合などに必要となる申告です。

出国審査(Immigration)

パスポートと搭乗券を提示して審査を受けます。

搭乗(Boarding)

搭乗券に記載されている搭乗ゲートへ移動します。

搭乗時間になったらアナウンスがあるので、その後機内へ乗り込みます。

※搭乗ゲートまで距離がある場合もあるので、時間に余裕を持って向かいましょう

台湾入国手続き

入国カードの書き方

入国カードの書き方
・Family Name→姓をローマ字で書きます
・Given Name→名をローマ字で書きます
・Passport No.→パスポート番号
・Date of Birth→生年月日
・Nationality→国籍
・Sex→性別をチェックします
・Flight/Vessel No.→搭乗機便名
・Occupation→職業
・Visa Type→ビザの種類をチェックします(観光目的の日本人は通常記入不要です)
・Entry Permit/Visa No.→ビザ番号(観光目的の日本人は通常記入不要です)
・Home Address→日本の住所
・Residential Address in Taiwan→台湾で滞在する住所またはホテル名または電話番号
・Purpose of Visit→入国目的をチェックします
・Signature→パスポートと同じサインをします
※名前以外は日本語の漢字で書いても問題ありません。

2015年7月1日から、インターネットで必要情報を入力しておけば、紙の入国カードは不要になりました。

内政部移民署の公式ホームページから手続きできます。

なお、今まで通り紙の入国カード(入國登記表/ARRIVAL CARD)も利用出来ます。

入国審査(Immigration)

入境檢查(Immigration)と書かれた看板を見ながら、入国審査が行われる場所まで歩きます。

その後、「持非中華民國護照旅客」(台湾のパスポート以外を持っている旅客の意味)と書かれている列に並んで順番を待ちます。

順番が来たら、先ほど書いた「入国カード」と「パスポート」を見せます。

※インターネットで手続きしている場合、紙の入国カードは不要です。

スピーディーイミグレーション(Speedy Immigration)

最近12ヶ月以内に3回以上台湾を訪れた方は、並ぶ必要なくスピーディに入国できます。
下記のページより「常客証」を申請することで利用可能です。
「常客証」の申請ページ(英語)

荷物の受取り

入国審査が無事終わると、預け入れた荷物を受け取れる場所があるので、そこで荷物が出てくるのを待ちます。
※預け入れた荷物がない方はこのステップは不要です

台湾到着後

桃園空港から市内へのアクセス

桃園国際空港から台北市内へ行く方法は主に、バス・タクシー・新幹線の3つがあります。
以下のページにそれぞれの詳細をまとめました。
桃園国際空港から台北市内へのアクセス

高雄空港から市内へのアクセス

高雄国際空港から高雄市内へ行く方法は主に、MRT・バス・タクシーの3つがあります。
以下のページにそれぞれの詳細と、実際にMRTを利用して高雄駅まで行ったときのことを書いています。
高雄国際空港から市内へのアクセス

税金還付制度(TRS)について

税金還付制度は2016年5月1日より適用条件が緩和され、その恩恵を受けられる人が多くなりました。
外国人旅行者は税込2,000元以上の買い物をすると消費税5%が還付されます。
詳しくは以下のサイトよりご確認ください。
退稅 – TAIWAN TAX REFUND(日本語ページ)

台湾出国手続き

台湾出国手続きは、日本を出国した時にした手続きと同じです。台湾に無事たどり着けた人なら問題なく出国手続きを完了出来るでしょう。ただ、日本では日本語で手続き出来ますが、台湾では英語か中国語を少し話す必要があるかもしれません。
※通常は特に話すこともなくすぐに手続きは終了します

まとめ:適度な準備で快適な台湾旅行を

色々書きましたが、初めてだからといって用心深く調べ過ぎる必要もありません。ただ、全く調べないのも後々困るでしょう。

この記事に書いたことさえ知っていれば何とかなりますので、残った時間は楽しい旅行プランの作成などに使いましょう。

初めての海外旅行は是非、台湾からスタートしてください!

ABOUT THE AUTHOR

管理人環島
2010年、台湾ドラマ・音楽をきっかけに台湾好きになる。2013年に初訪台して以来、隔月で台湾へ通う。2014年は2ヶ月かけて台湾一周し、帰国後に台湾中国語と英語の資格取得。2015年、日本で個人事業開業。2016年はワーホリビザにて台湾南部の高雄に長期滞在。2017年からは台北在住。2018年に台湾女性と国際結婚。現在は日本や台湾、その他国々を行き来しながら暮らしています。
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