
タイトル通りの話です。
台湾ではちびまる子ちゃんは頻繁に放送されている一方、サザエさんは全く放送されていません。
台湾でテレビのチャンネルを回していたら、高確率でちびまる子ちゃんの映像に遭遇しました。
一方、サザエさんは放送されていないので、当然その映像を台湾のテレビで見たことはありません。
台湾で有名な日本アニメ
サザエさんの対になるアニメとして、同じ日曜午後6時台に放送されているちびまる子ちゃんを出しましたが、ちびまる子ちゃんに限らず日本の有名アニメは台湾でも同じくらい有名だったりします。
「クレヨンしんちゃん」や「ドラえもん」なんかも台湾のいたるところで見かけます。
高雄の駁二芸術特区に行った時も、「クレヨンしんちゃん」「ドラえもん」「ちびまる子ちゃん」の展示がたくさんありました。
このような状況で、日本の国民的アニメ「サザエさん」だけ全く台湾に進出していないのは少し違和感を感じますね。
サザエさんが台湾で知名度がないと知ったきっかけ
台湾人の元彼女との会話で知りました。
私:「ドラえもんが好きなの?」
彼女:「うん、日本のアニメで一番好き。その次はちびまる子ちゃん」
私:「サザエさんは?」
彼女:「サザエさんは台湾でやってないよ。だから全然知らなかった」
私:「日本では毎週日曜日、ちびまる子ちゃんの後にやるよ」
彼女:「うん、知ってるよ」
私:「教えてもらったの?」
彼女:「うん、前の彼氏に、ごめん。サザエさんの飴を貰った」
ラインのログより。
台湾人の元彼女は、私と付き合う前、別の日本人と少しの期間付き合っていました。
その彼氏にサザエさんのことを聞いていたので、台湾で知名度がないにもかかわらず、元彼女はサザエさんのことを知っていた、という流れの会話ですね。
前の彼氏のことを聞いて少し切なくなるという、よくある恋愛の一場面でした。
そんなほろ苦い切なさを感じられたこの時は、今思えば幸せだったんだなと思います。
まとめ
今日、ふとこの会話を思い出したので、記事にしました。
今まで、ラインのログを読み返すのはとても辛いので、できる限り避けてきました。
でも、もうこれ以上避けてはいけない気がしています。
彼女の気持ちをもっと理解することでしか、次には進めません。
実際、この記事を書くまで彼女がドラえもんが一番好な日本のアニメで、二番目がちびまる子ちゃんということすら忘れていました。
今でも、私よりもっと苦しんでいるかもしれない、彼女を忘れていくわけにはいきません。
私が台湾に行けるようになる日まで、二人の会話をしっかり見つめ直さねばならないのです。