
何だか少し衝撃的なタイトルですが、割と本当のことです(笑)
実は台湾一周を始める前、10日間連続でネットカフェに泊まっていました。
その時に利用していた「Qtime」というお店について紹介しようと思います。
「Qtime」とは
「Qtime」は台北にいくつか店舗があるインターネットカフェです。
店内は割と綺麗で広々としている為、高級なインターネットカフェと言えるかもしれません。
こちらの会員カードにも、「VIP ONLY」と書いてますよね(笑)
身長がやや高めの私でも足を伸ばしきって眠れる程の広さはありましたし、シャワーも付いています。(シャワーは別料金60元)
日本でも色々なインターネットカフェに行きましたが、こんなに広くて綺麗で、あらゆる設備が揃っているお店には行ったことがありません。
それなのに料金は日本より安いのです!
私はこの快適な空間にハマってしまい、ホテルより安くて楽しいインターネットカフェに寝泊まりするようになってしまったのです(笑)
「Qtime」の料金
料金は店によって多少違いますが、ナイトパックの場合は5時間125元、8時間150元、12時間220元ぐらい。
個室の場合、これに30元プラスされます。
私は8時間を選ぶことが多く、たまに12時間を選んだりもしました。
8時間の中でシャワー浴びたりテレビ見たりしながら寝る準備とかしてたら、大体睡眠時間は5、6時間になってましたね。
割とロングスリーパーなのに、こんな感じで10日間もよく体力がもったものだ。
ちなみに、上の写真にも書いてある「夜貓族」というのは「夜型人間」という意味です。まさに私のことです(笑)
まあ、夜型人間のためのサービスということで、日本のネットカフェ的に言えば「ナイトパック」となるわけです。
この「夜貓族」という言葉は知らなくてもあまり困りませんが、一つ覚えておかないと台湾のネットカフェでは非常に困る言葉があります。
先ほど個室だと30元プラスされると書きましたが、「個室(BOX席)」のことを「包廂(バオシェン)」と言います。
日本と同様、台湾のネットカフェにも個室とオープン席がありますので、最初の受付で必ずこの言葉が必要になるのです。
最初、何度もバオシェン?バオシェン?と聞かれ、意味が全く分からず困ってしまい、受付の店員さんも困らせてしまいました(笑)
ですので、台湾のネットカフェに行く方は、「包廂(ㄅㄠㄒㄧㄤ / bao1xiang1 / バオシェン)」という言葉だけは覚えておくことをオススメします。
「Qtime」の入場に必要な物
ID(日本で始まったマイナンバーと同じもの)が必要ですが、旅行者は当然台湾のIDは無いですよね。IDがなければパスポートで入場できます。
パスポートを忘れないように気をつけて下さい!
「Qtime」の店舗
会員証の裏に書いてあるように、「萬年店」、「微風店」、「德安店」、「林森店」、「忠孝店」と5つの店舗があるようです。
しかし、結構よく店舗の場所が変わったり、新しく出来たりしているようなので、今でもここに書かれている通りにお店があるとは限りません。
公式ホームページも探しましたが、見つかりませんでした。
とりあえず、まずは台北駅前の分かりやすい場所にある店舗に行くのがいいと思います。
ここならまだ営業しているはずなので、そこで会員証を作ってもらい、その会員証の裏に書いてある店舗を参考にしたり、お店の人に聞いたりしてから、また行きたい店舗に行けばいいと思います。
それでは、代表的な店舗と言える、台北駅前にある「Qtime 站前店」を紹介します。
Qtime 站前店(台北駅前店)
「Qtime 站前店」は、台北駅前の大きなデパート「新光三越」のすぐ近くにあるマクドナルドの目の前にあるので、見つけ易いと思います。
入口は下の写真のようになっていて、ここからさらに地下に行くとお店があります。
部屋はこんな感じ。広さが伝わりにくいけど、両サイドのソファはそれぞれ足を伸ばして寝れるぐらい長いんですよ。
こんな部屋に一人で泊まれて、料金も日本のネットカフェのナイトパックより安い!
また、この店舗に限りませんが、ドリンクバーやアイスクリームバーもあり、漫画や雑誌も読み放題。
他に料理を注文することもできます。メニューは以下の通り▼
まあ、日本のネットカフェと同じようなサービスは全部あります。
これで、広くて安いんだから素晴らしい!(大事なことなので二回言いました)
PC電源の付け方(2016年4月追記)
実は今まで自分のパソコンを持ち込んで使っていたのですが、今回初めてQTimeの部屋にあるパソコンを使ってみました。
そのとき電源を探すのに少し苦労しました。以下の写真のように、モニターの前にある青く光る丸いボタンが電源でした▼
■Qtime 站前店
【住所】台北市館前路6號 B1
Qtime 忠孝店
もう一つ、違う店舗も紹介します。
「Qtime 忠孝店」は、東區(トンチー)という台北で最も地価の高い、お金持ちが住んでいる辺りの場所にあります。
この忠孝店はさすが、東區にあるだけあって、他の店舗よりもやや高級感がありました。
この日、金曜日の夜に訪れた為、非常に混雑していました。
包廂(個室)の席はなくなっていたので、仕方なくオープン席に案内してもらいます。
しかしオープン席でも、ソファーがあって、何とか寝れるぐらいのスペースはあるんですよ!
日本のネットカフェのオープン席は、ただパソコンの前に椅子があるだけの席が多いですが、やはりVIP ONLYのQtimeは違いますね!
朝起きると、窓から台北の街が見渡せ、非常に清々しい気持ちになりました。
何と、店員さんが朝食を持ってきてくれました!注文してないのに!
めっちゃ質素な感じだけど、無料サービスなのでめちゃくちゃ嬉しかったです。
この店舗にも何度か来ましたが、朝食を持ってきてくれたのはこの日だけでした。
この日は食材が余っていたのかな?
こんな感じの、自分では全く難民とは思えないような快適なインターネットカフェ難民を過ごしていた、台湾一周出発前なのでした。
その他の店舗
他にも色々な店舗に行きました。
若者の街、西門町はやはり徹夜でゲームをしに来ている人が多く、少し眠るのには向いていない感じでした。
また、台北駅前には上記のお店以外にも、もう一店舗あって、どちらかが満室のときは、店員さんに別の店舗の空席状況を電話で確認してもらった後、歩いて移動していたりしました。
この台北駅前の2店舗は店員さんも日によって行き来しているようで、両方の店舗で同じ店員さんに何度も会ったりしてました(笑)
一体この日本人は何なんだと思われていたでしょうね(笑)
まあ、もう今はあの頃の体力はありません(笑)
台湾一周を終え、宜蘭から台北に戻って来た日、一日だけ再びネットカフェに泊まりました。
しかし、この時は、ネットカフェで寝ることが本当に辛く感じたのです(笑)
ホストに無料で、快適な布団を用意してもらうことに慣れ過ぎていました。
本来、ホストの部屋も慣れていなくて気を使うなどして、あまり快適ではない場合が多いのでしょうが、私の場合はこのネットカフェ難民の経験があったから、相対的に快適だと思えたのかもしれません。
やはり、快適な環境に慣れすぎるのはいけませんね!
変なまとめになりましたが、台湾で快適なインターネットカフェ難民をするのにオススメな「Qtime」についての記事でした!
※台湾旅行でインターネットの準備がまだの方は以下の記事が参考になります
⇒台湾WiFiレンタルの比較とおすすめランキング