
今回の香港旅行は、1日目は激安ホステルに宿泊して予想通りではありましたが、かなり辛い宿泊体験となりました。しかし、2日目の宿泊にはかなり期待していました!そして、その期待は裏切られませんでした!
この2日目に泊まった香港のミニホテルは、名前の通り「ミニ」な、非常に狭い部屋のホテルです。当然その分、香港にしてはかなり格安で泊まれるホテルです。
「狭い代わりに安い」と言えば良くあることですが、このミニホテルはただ安いだけがメリットではありません!綺麗なんです。いや、清掃が行き届いていて綺麗というなら他のホテルでもあります。ミニホテルはそれだけでなく、お洒落で綺麗なんです!
それは館内に入った瞬間感じられました。まず、女性客が多いんですよね。女性の友達同士で来ているお客さんが最も多いようでした。女性が多いってことはセキュリティ的に安心・安全であるからという理由もあるでしょうが、お洒落だからって理由もあると思います。
このホテルは本当に名前の通りミニです。部屋はかなり狭いです。それなのに、それを感じないほどの綺麗さ・お洒落さなど設計が行き届いていると感じました。
さて、冒頭から熱く語り過ぎましたが、早速このおすすめ「ミニホテル」について紹介していきます。まずは、最寄り駅からのアクセスです。
ミニホテル・セントラルへのアクセス・行き方
ミニホテル・セントラルは中環(セントラル)エリアにあります。MTR中環駅から徒歩10分以内でした。ちなみにMTR中環駅はAEL香港駅に直結しており、香港空港からエアポートエクスプレスで香港駅まで乗り換えなしの1本、約24分で到着するという非常に便利なエリアです。あの香港一の観光名所・ビクトリアピークへの最寄りエリアでもあります。
まず、地下鉄MTR中環駅のD出口から出ます。D1出口とD2出口がありましたが、どちらから出てもそんなに距離は変わりません。(以下で紹介するルートならD2の方が少しだけ近いです)
そして地上に出た後、少し南西の方へ歩くと、以下写真のような交差点があり、賑やかな上り坂(徳已立街)があるのでここを登って行きたくなりますが、左(南東方面)に曲がった方が分かりやすいかもしれません。(ちなみに先に登っても後で左に曲がれば問題なく到着できます)
そうして少し左へ行ったら、以下のような上り坂(雲威街)があります。何とも言えない雰囲気が漂っていい感じです。伝統的な英国の雰囲気が出ている気がします。そういえば、この辺は特に欧州系の外国人が多かった(香港はどこも外国人だらけでしたが)。
そして、この坂を登って行けば、左手に以下のように急な階段があります。
この階段を上りきればすぐ、ミニホテル(mini hotel・迷你酒店)の看板が見えます。
【住所】38 G/F, Ice House Street, Central, 香港
ミニホテル・セントラルの宿泊レビュー
チェックイン
そして、館内に入っていきなりその綺麗さ、お洒落さに驚きました。これは格安ホテルのクオリティを超えている。私が予約した日は6,000円〜7,000円でしたので、宿泊料金の高い香港のホテルとしては格安すぎる料金。それで、こんなにお洒落で綺麗なホテルに泊まれてしまっていいのでしょうか。
写真が下手で暗く見えてしまって申し訳ないのですが、実際の館内は本当に明るく綺麗でした。
この時、たくさんのお客さんがカウンターに並んでいたので、しばらくソファに座って待つことにしました。冒頭でも述べたように女性客が圧倒的に多かったです。女性の友達同士が最も多く、カップルはやや少ない気がしました。それは、この後紹介する部屋の設計のためかもしれません。
何でこんなにたくさんの人がいたのかと言えば、ちょうどチェックアウト時間の11時台に来てしまったのです。チェックインは14時からなので、私は荷物だけ預かってもらうつもりでした。
なのでチェックインできることは期待していなかったのですが、カウンターでダメもとで「check in」と言ってみました。すると、パスポートを見せるように言われ、その後あっさりと空いている部屋のカードキーを準備してくれ、問題なくチェックインできてしまいました。
14時までどうやって時間をつぶそうか悩んでいたところだったのでありがたかったです。
そして、早速エレベーターに乗って客室へ向かいました。
部屋は2階です。
廊下は狭いけど綺麗な感じ。
やはりまだチェックイン時間前だったので、清掃が終わっていない部屋が多かったです。私は本当にチェックインできるのか不安に思いながらも、一番奥の部屋に到着し、カードキーを差し込んで解錠しました。
客室について
ご覧の通り、綺麗に清掃されていて安心しました。チェックイン時間前なのに数少ない清掃完了している部屋に通してくれたのですね、ありがたい。
口コミで見ていて予想はしていたけど、確かに狭いです。この狭さならこの格安料金に設定できる理由も分かります。
かなり狭いのに、綺麗でお洒落だから居心地が良いんですよね。普通はここまで狭ければ圧迫感とかあるはずなんですけどね。
ただ、二人でこの部屋はちょっときついかもしれませんね。一人で寝るだけなら全く問題ないです。
二人だとダブルベッドの部屋になるようです!
そして、トイレとシャワーが透明で丸見えというのも、カップルによっては少し恥ずかしいかもしれません。だから女友達同士が多かったのかな?
こんな狭いけど、トイレとシャワーはちゃんと仕切られているのが良いなと思いましたね。元ホテル清掃員としての立場から見ると、水滴がトイレに飛び散りにくいのは清掃しやすくてとても良いと思いますよ。ベッドルームも狭いので、同じ時間で掃除できる部屋数が増えていいですね。こんな小さいホテルならチェーン展開もしやすそう。コンセプトも一貫していて良い。
シャワー浴びるとき、タオルを少し探しました。「まさか置いてないの?用意してないよ」と一瞬思いましたが、上を見るとバスタオルが一枚ちゃんとありました。
しかしフェイスタオルやバスマットはありません。このパターンは初めてで少し戸惑いましたが、バスタオルを上手く使えば一枚でも大丈夫でした。身体は手で洗って何とかしのぎました(笑)
シャンプー、リンスー、ボディーソープは以下の液体一つで全てまかなえます。
徹底的にエコですよね(笑)しかし、これでも大した問題は起こらないものです。人間、本当に必要な物はすごく少ないのかもしれません。
服などは以下のハンガー的なところに吊るせました。
ベッドの前に液晶テレビがあるので、リラックスしながら鑑賞できます。
香港でも台湾ドラマが放送されていました。
その他、ドライヤーやポットなども狭いスペースを有効活用できる場所に置かれていました。
コンセントは香港で一般的なBFタイプでした。変換プラグや変圧器は用意する必要があります。カードキーは部屋の中で差し込まなくても電気は通っています。
快適な宿泊ができて満足しました。ここに泊まって良かった。
コーズウェイベイにもミニホテルがあるよ!
実はミニホテルは中環(セントラル)エリアにあるだけではありません。銅鑼湾(どらわん・コーズウェイベイ)という人気エリアにもチェーン展開しています。
料金設定も部屋の設計も同じような感じです。銅鑼湾エリアを観光したいという方はこちらのミニホテルに泊まればいいでしょう。
どちらのミニホテルも便利なエリアにありますので、目的の場所に近いミニホテルに是非、宿泊してください。
※香港の観光エリアとおすすめホテル、香港旅行に必要な基本知識などを以下の1記事にまとめました!
⇒香港の観光エリアとおすすめホテル(香港旅行まとめ)