2人以上がおすすめ!台北で広東ダックが食べられるお店『龍都酒樓ドラゴンレストラン』

2017-12-25公開  
本記事の情報は投稿時点で正確であるように最善を尽くしましたが、その後情報が変更される場合があります。最新の情報を確認することをお勧めします。

龍都酒樓 台北 手頃で美味しい食べ物が多い台湾ですが、大人数での食事を楽しみたい日やちょっと特別な食事をしたい時におすすめのレストランがあります。広東ダックが名物料理の「龍都酒樓 」をご紹介します!

皮だけでなくお肉の部分も食べる広東ダックが名物!予約必至の人気店

龍都酒樓 台北 龍都酒樓の名物料理は、広東ダック。広東ダックとは、北京ダックが皮だけを食べる料理であるのに対し、お肉の部分も食べる料理です。広東ダックは、1 日の提供数量が決まっている ので予約が必要です。かなりの人気店なので、広東ダックを食べない場合でも席の予約をするのがおすすめです。

予約は電話のみですが、日本語が話せるスタッフがいるので大丈夫!今回、海外での電話予約を初めて経験したのですが「ニーハオ。我是日本人・・・(私日本人なんですが〜)。」と一言発したところで「予約ですか〜?」とめちゃくちゃ流暢な日本語が返ってきました。笑。私は「人数」と「広東ダック」と発しただけ。難なく予約完了です。

MRT 中山駅から徒歩約 15 分!林森公園からもほど近くアクセス抜群

龍都酒樓 台北 最寄り駅は、MRT 中山駅。新光三越一館にある2 番出口を出て、南京西路通り沿いに林森公園方面に進みます。 中山北路一段通りの交差点を通り過ぎると、南京西路が南京東路一段に切り替わりますが、林森北路通りの交差点まで進んだらそこを右折します。角にあるマクドナルドと、左手に見える林森公園が目印ですよ。以前ご紹介した、台湾政府公認の両替ができるお茶屋さん「昇祥茶行」も近いです。

お店の前は大混雑!予約があればそのまま店内に入って OK

龍都酒樓 台北 林森北路通りに入ったら「亞士都飯店」と書かれたホテルを見つけてください。ホテルの門を右折すると、お店の看板が見えますよ。

龍都酒樓 台北 到着すると、お店の前は高級車や団体のお客さんでごった返していました。予約必至の理由がわかります。聞こえてくるのは中国語。本土からの観光客でしょうか。この人だかりをかき分けて入店すると、すぐ右手にレセプションがあります。スタッフさんがたくさんいるので、名前を伝えれば席へ案内してくれますよ。

吹き抜けのゴージャスな内装で気分がアガる!こじんまりとした賑やかな店内

龍都酒樓 台北 店内に入ると、ゴージャスなシャンデリアが目に飛び込んできます。外からだとすごく巨大に見えましたが、店内は意外とこじんまりとしています。壁面の鏡と吹き抜けのせいか、店内はとっても広く見えます。あたりを見回してみるとかなり空席がありますが、外にいた人たちはなに待ちだったのでしょうか。

写真付きの日本語メニューあり!価格も明瞭で安心!

龍都酒樓 台北 メニューは写真と日本語付きです!使われている食材や価格が明瞭なのでとってもわかりやすくて安心です。今、改めてメニューを見て気づいたのですが、なんとお酒の持ち込みができます!テーブルごとにチャージ 300 元と書かれています。台湾はあまりお酒を飲む文化がなく、深酒することを嫌うと聞きます。持ち込まれる場合は品位を保てる範囲でどうぞ。

インスタサービス!?丸焼きの状態がテーブルに運ばれてきたら撮影タイム

龍都酒樓 台北 **「ハイ、シャシン〜」**と言いながら、突然、丸焼きの状態のダックが運ばれてきました。笑。こちらのお店では、すべて切った状態でテーブルに提供してくれるのですが、切る前の姿をわざわざ見せに来てくれます。笑。「ハイシャシン〜 ドウゾ〜」のお言葉に甘えて、バッチリ撮影させていただきました。

広東ダックとワンセットでついてくる、巻く皮と唐辛子ネギ

龍都酒樓 台北 来ました〜!皮の油がツヤツヤとしてとっても美味しそうです!左のお皿は、皮とお肉が別々にカットしてあり、右のお皿は皮とお肉が一緒にカットしてあります。蒸籠に入っているのが巻く用の皮で、タレのお皿にのっているのが中に包むネギ。唐辛子に刺さった状態です。どちらも広東ダックを注文するとセットでついてきます。ちなみに、中央にある緑のは別注文の「蒜茸韮菜花(ニラのニンニク炒め)」。

皮はパリッ!お肉はジュ〜シ〜!スープまでワンセットで注文するのがおすすめ

龍都酒樓 台北 ニラのニンニク炒めも挟んでいただいてみます。はい美味しい〜。間違いなく美味しい〜。皮はパリッ!としていて、お肉はとってもジュ〜シ〜で甘い!包む皮もちょっと甘めかな?ダックの皮は油でテリッテリなのですが、お肉は油が落ちてさっぱりとしています。ダックの味は、タレをつけなくてもいけちゃうくらいしっかりしています。これ、ここ数年で食べたものの中イチで美味です。

龍都酒樓 台北 こちらは、「阿里山茶、烏龍茶、普洱茶がありますけど、どれがいいですか〜?」と聞かれ、選んだ普洱茶です。あまりにも軽いタッチで聞かれたので、広東ダックのセットになっているのかと思いきや、無料ではありません。ただ、このポットで 40 元です。広東ダックは油もありますし、食事がおいしく進められますので頼んでおいても損はないと思います。さらに、おばちゃんたちが代わる代わる訪れては蓋を開けてのぞき(笑)、自動的にお湯がガンガン継ぎ足されますので日本のレストランに比べれば安いものです。

龍都酒樓 台北 そしてこちらは、ぜひ追加で注文していただきたいスープです。注文したダックの残りの部分が丸ごと使われています。私が頼んだのは「酸菜鴨骨湯」で、ダックの骨、残った身、野菜が一緒に煮込まれた塩ベースのスープ。酸味があるとのことでしたが、全然酸味は感じませんでした。油のあるダックを食べた後にあっさり味のスープがまた美味しい!本当に正統派の美味しさです。

他にも、豆腐や高菜が入ったもの、おかゆにしたものなどが選べます。日本でも、お鍋の締めにおじやや麺を頼んだりしますが、そんな感覚でしょうか。

ここでも発見!台湾おもしろ日本語間違いさがし

龍都酒樓 台北 ひととおり食べ終わってお茶を飲んでくつろぎながら、他にどんな料理があるのかな〜なんてメニューを見ていると、台湾旅行では定番、おもしろ日本語間違いをここでも発見しました。まずは、

「ガに」「パゼ」、

龍都酒樓 台北 「ダツク」「ニうもやし」「おガゆ」、

龍都酒樓 台北 「がに」「がに」。 どうやら「が(ガ)」が鬼門のようです。笑

もはやカタカナひらがなの垣根すら超えてます。でも、何を指しているかわかるし、十分。日本で今これだけの企業努力をしている場所があるかといえば、まだまだ少ない。本当に頭が下がります。

龍都酒樓 台北 お会計を済ませてレシートを見てみると、10 パーセントのサービスチャージが入っていました。とても 2 名では食べきれない量ですが、食べ残しはテイクアウトができますよ。また、昔は値段が半分で半身での提供があったようですが、今は一羽丸ごとでしか提供していません。ご注意くださいね。

酸菜鴨骨湯(広東ダックの骨入り酸味スープ)・・・200 元
広東ダック(1 羽)※包皮とネギ付・・・1680 元
蒜茸韮菜花(ニラのニンニク炒め)・・・300 元
お茶(2 名分)・・・80 元 ※1 ポット 40 元
サービスチャージ・・・10 パーセント

名前 龍都酒樓
読み方 ロンドージウロウ(lóngdōujiǔlóu)
住所 台北市中山區中山北路一段105巷18號-1
営業時間 11:30-14:30 / 17:00-21:30
電話番号 02-2563-9293