
レオフーホテル(六福客桟・Leofoo Hotel)は、六福旅遊集団が運営する台北の格安ホテルです。この六福旅遊集団(六福グループ)は台湾で有名な高級ホテルやテーマパークを運営しています。この記事ではまず、今回宿泊したレオフーホテルについて詳しくレビューしたあと、最後にその他六福グループの施設を紹介します。
レオフーホテルは、六福グループが運営するホテルの中では最も格安ですが、このホテルはとにかく日本人客が多いという特徴があります。大人数の団体ツアー日本人観光客も見かけました。したがって、格安ホテルですが日本語対応はかなり充実していて、フロントのスタッフはもちろんのこと、併設されているセブンイレブンのスタッフにまで日本語で話しかけられて少し驚きました。
そんな日本人にとって安心して宿泊できるレオフーホテルを詳しく紹介していきます。
目次
レオフーホテル(六福客桟)のアクセス・行き方
レオフーホテルの最寄り駅は、MRT松江南京駅です。7番出口から出れば徒歩3分ほどで到着します。
正面からレオフーホテルを見て、2階にあるレストランは宿泊客でなくても利用できるそうです。
正面の入口には六福客桟/THE LEOFOO(レオフーホテル)の文字。
隣にはマクドナルド。
向かい側にはモスバーガーとロイヤルホスト。
また、セブンイレブンには隣接していて、そこからホテル内に入ることもできます。日本系チェーン店が多いので見つけやすいですね。
レオフーホテル(六福客桟)の宿泊レビュー
チェックイン
ホテル内に入って、チェックインしようとフロントに向かうと、他のお客さんが何人かいました。全て日本人のようでした。この人たちの手続きが終わった後にパスポートを見せてチェックインしましたが、スタッフは当然のように日本語がペラペラです。これほどスムーズに日本語だけでチェックインできたホテルは初めてです。英語、中国語共に不安がある観光客の方でも、安心して滞在できる日本人向けの格安ホテルと言うことができそうです。
館内はレトロな中華風という感じでしたが、このときもらった鍵もかなり特別感がありました。カードキーが多い最近にしては珍しく、逆に雰囲気があって良いかもしれません。
客室について
客室の種類
レオフーホテルの客室は、全て2人部屋タイプなので、どの部屋も1泊1万円未満の格安料金で宿泊可能です。以下の3タイプの部屋があります。
スタンダード ダブルルーム
・15㎡
・定員2名
・ダブルサイズベッド
スタンダード ツインルーム
・15㎡
・定員2名
・シングルサイズベッド 2台
デラックス ツインルーム
・20㎡
・定員2名
・シングルサイズベッド 2台
※デラックスツインルームは少し広いので、宿泊料金も少しだけ高くなっています。私は今回、小さい方のスタンダードダブルルームに宿泊しましたが、それでもじゅうぶんな広さがありました。
スタンダードダブルルームの様子
客室に到着して、まず扉のレトロ感にも驚き、思わず撮影しました。
ベッドはさすがに綺麗です。室内もレトロなだけあって、ベテラン清掃員のテクニックが駆使されているような気がしました(笑)
奥の方には謎のかなり広いスペースがありました。格安ホテルでここまで広いのは珍しい。のびのびと体操したりできました(笑)
机も割と広い。ベッドと机の鏡が真正面では無く斜めにあるという配置は台湾の慣習です。
烏龍茶もありました。
また、客室ではインターネット接続(WiFi)がパスワード無しで利用可能でした。
洗面・トイレ・バスルームも綺麗に清掃されていました。シャワーだけでなくバスタブ付き。
ホテル館内の様子
ホテル館内も全体的にレトロ館ただよっていて良い雰囲気でした。
レストランもいくつかあります。
私は今回朝食無しのプランで予約しましたが、有りのプランもあったので、希望する方は間違わずに予約してください。
レオフーホテル(六福客桟)周辺の観光スポット
行天宮
レオフーホテルから北に歩いて行けば、有名観光スポット「行天宮」があります。三国志の関羽が祀られています。MRTで一駅分近くありますが、歩いても10分ほどで到着します。私も今回は、歩いて行きました。
行天宮の周りにはいくつか、以下のような油飯や冬粉を売っている場所があります。これは本当に美味しいのでおすすめです。
光華商場(光華數位新天地)
逆にホテルから南へ歩いて行けば、有名なPC電気街「光華商場」があります。MRT忠孝新生駅が最寄りなので、こちらもMRT一駅分近くありますが、歩いて行ける距離です。パソコン製品が売っていることで有名な場所ですが、私は昔ここで日本の某漫画の中国語版を買ったという想い出があります(笑)
四平陽光商圈
ホテルのすぐ近くには「四平陽光商圈」もあります。ここは女性向けのお店が集まる商店街です。ただ、夜市のように遅くまではやっていないので、行く場合は早めの時間が良いと思います。
その他のスポット
ホテルと行天宮の間には、以前の記事で紹介した台湾もち(麻糬)の有名店、「不老客家伝統麻糬」や「一之軒」があります。
台湾もち「麻糬」のおすすめ店を厳選して紹介!
また、以前のおすすめマッサージ記事でも紹介した「千里行(千里行足體養生會館)」というお店も近いです。
南京東路エリアに近いおすすめマッサージ屋を2店紹介します
レオフーホテルの更に詳しい情報は以下のページをご確認ください。
⇒レオフーホテルの詳細・予約ページへ
六福グループについて
レオフーホテル(六福客桟)を運営する六福グループ(六福旅遊集団)は、他にも台湾で有名なホテルやテーマパークを複数運営しています。以下でその代表的な施設を紹介しておきます。
六福皇宮(ウェスティン台北)
六福皇宮(ウェスティン台北・The Westin Taipei)は、歴史ある世界的ブランド「ウェスティン(Westin)」グループの高級ホテルです。日本にもウェスティン東京など、豪華なホテルを展開していますね。
有名人もよく宿泊しているようで、日本からはラルク(LArc-en-Ciel)のハイド(hyde)も泊まったことがあります。
⇒ウエスティン台北の詳細・予約ページへ
六福居(レオフーレジデンス)
六福居(レオフーレジデンス・Leofoo Residences)は、アパートメントタイプのホテルで、キッチンやリビングなどもあります。台湾で生活している感覚が味わえるかもしれませんね。
⇒レオフーレジデンスの詳細・予約ページへ
台北六福万怡酒店(コートヤード台北)
台北六福万怡酒店(コートヤード台北・Courtyard Taipei)は、2015年12月にオープンした世界的ブランド「マリオット(Marriott)」グループの高級ホテルです。
⇒コートヤード台北の詳細・予約ページへ
六福村
六福グループは、台湾版ディズニーランドとも言える有名なテーマパーク「六福村」も運営しています。大きな動物園やプールもあって楽しめます。場所は台湾中北部の新竹県にあります。台北から少し遠いですが、時間があるときには行ってみたいですね。
このテーマパーク「六福村」の近くには、レオフーリゾート関西(Leofoo Resort Guanshi・関西六福荘 生態渡假会館)というホテルも運営しています。
⇒レオフー リゾートの詳細・予約ページへ
今回の宿泊レビューで紹介したレオフーホテルの詳細・予約ページはこちら▼