【台北】台湾の朝食、定番と言えばコレ!「鼎元豆漿」の豆乳を堪能すべし

2017-11-02公開  
本記事の情報は投稿時点で正確であるように最善を尽くしましたが、その後情報が変更される場合があります。最新の情報を確認することをお勧めします。

豆漿(トウジャン)こと豆乳は、台湾の人々にとって朝のソウルフードとも言うべき定番朝ごはん。人気店ともなれば、そんな“至極の一杯”を求めて地元客が早朝から長蛇の列をなしているとか…。

今回、そんな人気店の一つ「鼎元豆漿」へ、私ここむーが実際に足を運んでみました!

「鼎元豆漿」への行き方は?

鼎元豆漿 地図

最寄り駅はMRT 中正紀念堂駅。淡水信義線と松山新店線の2つの路線が交差する乗換駅です。地図上の赤い路線(淡水信義線)を利用すれば台北駅からたったの2駅とアクセスは良好。

3番出口を出て金華街を直進すると、5分ほどで右手に「鼎元豆漿」の黄色い看板が見えてきます。ちょうどお店の向かいは中学校のグラウンドなので目印にぴったりです。

ちなみに中学校のグラウンドを横目に北へ進むと、台北の三大観光名所の一つ「中正紀念堂」が見えてきます。グルメのあとは観光も楽しめる…まさに一石二鳥ですね。

行列必至じゃないの?通勤ラッシュを避ければ待ち時間なし

鼎元豆漿 外観

この日は寝坊をしてしまい、私がお店に着いたときにはすでに9時前でした。見てください、誰も並んでいません(笑)。いやー、本当にこのお店で合っているのかと一瞬不安になりました。

ガイドブックによれば、7時半頃から出勤前の人々で混み合うとのこと。営業は朝4時からですので、平日の早朝か9時前後の時間を狙えば待ち時間なしでスムーズに入店できると思いますよ。

入店から注文までの流れを把握しよう!

こちらのお店はファストフード店と同様、セルフサービスです。セルフと聞くとハードルが高そうですが、入店から注文までの一連の流れをイメージしておけば大丈夫。まず、店内右奥に 内用(イートイン) と書かれたレジがあり、そこで注文、お会計をして料理を受け取ります。お箸や取り皿はレジ横にあるので必要分をセルフで。席は全部で 30 席ほど。混雑時は相席も覚悟したほうが良さそうですね。

さて、注文時は日本語不可です。中国語が話せない方にとってはここが一番の難関かも。でも、安心してください。オーダーシートがあるので、欲しいものの横に数量を記入してレジに提出するだけで OK です。簡単ですね。聞いた話では日本語訳付きのオーダーシートもあるそうですが、間違った訳も多いらしいのであまりアテにはできませんね(笑)。 鼎元豆漿 メニュー

ということで、メニューの日本語訳と解説を一覧にしてみました。ぜひ参考にしてみてください。

甜豆漿(熱・冰) 砂糖の入った甘い豆乳(ホットorコールド)
甜豆漿加蛋 “甜豆漿”に溶き卵を加えたもの
鹹豆漿 塩豆乳スープ。甜豆漿と異なり、ネギや小エビなどの具入り
鹹豆漿加蛋 “鹹豆漿”に溶き卵を加えたもの
米漿(熱・冰) お米とピーナッツの甘いドリンク(ホットorコールド)
米漿+豆漿 “米漿”と“豆漿”のブレンド。甘さ控えめ
飯糰 台湾式おにぎり。日本のように三角形ではなく俵型
飯糰加蛋 “飯糰”に玉子焼きをトッピングしたもの
荷包蛋 目玉焼き
蔥花蛋 ネギ入りオムレツ
蔥花餅 ネギ入りおやき
燒餅 台湾風焼きパン
油條 台湾風揚げパン
燒餅夾油條 “燒餅”に揚げパンをサンドしたもの
燒餅夾蛋 “燒餅”に玉子焼きをサンドしたもの
蛋餅夾油條 “蛋餅”に揚げパンをサンドしたもの
小籠湯包 肉汁たっぷり小籠包
蟹殼黃

ネギ入り胡麻パン 形がカニの甲羅に似ているだけでカニ身は入っていない

韮菜包 ニラまん
高麗菜肉包 キャベツ入り肉まん
蜜糖酥餅 スイートハニーパイ
黑芝麻酥餅 黒胡麻パイ
花生酥餅 ピーナッツパイ
鍋貼(五個一份) 焼き餃子(5個一人前)

一覧を作っていたら全部食べたくなってきました…。小籠湯包高麗菜肉包が美味しいというウワサも聞くので、次回試してみたいと思います!

野菜たっぷり!鹹豆漿でエネルギーチャージ

鼎元豆漿 鹹豆漿 蛋餅

私が注文したのは鹹豆漿(左)と蛋餅(右)です。女一人の胃袋ではこれが限界でした。

まずは鹹豆漿から。スープにはネギ、小エビ、揚げパン、ザーサイなどの具がたっぷり入っており、見た目以上にボリューミーです。 また、豆乳と言えどもサラサラではなく豆腐が原型をとどめているので、まさに“食べるスープ”といった感じ。味も濃すぎず薄すぎずちょうど良いと思います。とにかく野菜が摂りたかった私は大大大満足でした。次も絶対にリピします!

次はサイドメニューの蛋餅。玉子巻きをクレープのような薄い生地でクルッと包んであり、食べやすいサイズに切った状態で出てきます。 そのままではやや味気ないので、醤油をちょこっと垂らしてください。クレープのもちっとした食感に玉子焼きの甘みと醤油の塩辛さがベストマッチ。めちゃめちゃ美味しいです。

以上、2品注文して合計 60 元(約 200 円)でした。小籠包以外は日本円にして 100 円前後なのでかなりリーズナブル、且つどれも美味しい。コスパ最高です!

おまけ:メニュー表でよく見かける単語集

加…トッピングのこと
夾…サンドすること
蛋…卵。“雞蛋”の略
蔥…ネギ。“蔥花”に同じ
起司…チーズ
肉鬆…肉でんぶ
火腿…ハム
培根…ベーコン
番茄…トマト
玉米…コーン
花生…ピーナッツ

「鼎元豆漿」の食レポ、いかがでしたか?店名にも“豆漿”と入っているように、こちらのお店に行ったら豆乳はマストです!特に“鹹豆漿”は絶対に味わってください。え、ホテルに朝食が付いているって?ノンノン。せっかくの台湾ですから、1日くらいは台湾ならではの定番朝ごはんを満喫してみてくださいね ♪

基本情報

名前 鼎元豆漿
読み方(中国語) ディンユェンドウジャン(dǐngyuándòujiāng)
住所 台北市大安區金華街30-1號
アクセス MRT中正紀念堂駅より徒歩約5分
営業時間 4:00〜11:30
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