台中市内のアパートを出て、最寄りのバス停から台中駅に向かいます。
台中のバスは何と10km以内なら無料です。
10kmを超えても10元代とかなので、超格安です。
台中の自治体が支援しているそうです。
家賃も安いし、交通費もかからない、台中は節約できそうな街ですね。
台中駅から南投客運で日月潭へ
台中駅に着いた後、大きな通りがある方に歩いていくと、たくさんのバス会社が集まる場所があります。
この中にある、日月潭へと向かう南投客運というバス会社を探します。
無事見つかり、往復切符を購入。
ちょうど発車する直前にバスへと乗り込めました。
一時間半ほどバスに揺られ、日月潭旅遊服務中心(日月潭観光サービスセンター)に到着しました。
日月潭を散策〜船に乗るまで
早速、湖の方へ向かって歩きます。
日月潭の石碑です。
こういうのを見ると、本当にやってきたんだなーって気持ちになります(笑)
とりあえず、港に向かって降りてみました。
実はバスを降りてからずっと、「ズオチュワン、ズオチュワン」と色々な人に声をかけられました。
聞き慣れていなかった言葉ですが、何度も聞いているうちにそれが「坐船(zuochuan)」であることを理解します(船に乗るという意味)。
日本語でもよく、「船に乗る?」と声を掛けられました。本当に観光名所には日本語を話せる人がたくさんいますね。
最初は、だまされるものかと、変な意地を張ってチケットを買いませんでした。
とりあえず先に昼ご飯にして、炒飯を食べながら冒頭で紹介したサイトなどで調べると、日月潭は船に乗るのが一般的な楽しみ方であることが判明。
今回は本当に何の計画もなく、とりあえず来てしまっていたのです。
炒飯を食べ終わったとき、お店の人が「船に乗るならあそこが安いよ」と指差してくれました。
そこに行ってみると、定価より100元も安い200元で売ってくれました。
結果的に最初の誘いを断って良かったかもしれません(笑)
早速また港に向かって歩きます。
受付でチケットを見せ、手にスタンプを押してもらいます。
意気揚々と船に向かって進みます。
船に乗り込みます。
この遊覧船は、この後2カ所に停留し名所を回ります。
そして最後にまたこの場所に戻り、湖を一周するというわけです。
ワクワクしながら出発のときを待ちました。
遊覧船で湖を一周
ここには有名な玄奘寺があります。
玄奘寺は、三蔵法師の名で知られる玄奘大使の遺骨が納められるお寺です。
船上でのアナウンスは全て中国語で、全然聞き取れませんでしたので、次の船がいつ発車するか分からず不安でした。
そこで近くの人に聞いてみると、「15分後だよ」と教えてくれました。
それで焦って何とか15分以内に見所を見終わり、足早に船に戻りました。
しかし、あとから思えば、15分おきに一回出発するという意味だったのだと思います。
だって誰も急いで観光してる人いなかったから…。
何はともあれ、無事船に乗り込み、第二の停留所へと向かいました。
面白い銅像のような人がいました。
一体どんな郵便局なのでしょうか。
一通り歩き回り、お土産も買ったので船乗り場に戻りました。
船に乗り込みます。
出発。伊達邵ハーバーに別れを告げます。
夕暮れに近付く、遊覧船からの景色も美しかったです。
バスの中から「九族文化村」
充実した日月潭での一日も終わり、バスに乗って台中駅へと帰ります。
日月潭近くの有名な見所、「九族文化村」の入り口をバスが通過しました。
原住民の文化をモチーフに作られたテーマパークです。
今回は行く時間がありませんでしたが、次の機会には行ってみたいです。