丹丹漢堡(タンタンハンバオ・dāndānhànbǎo)という南台湾(高雄、台南、屏東)にしかないハンバーガーチェーンについて紹介します。台北では食べられない特別なハンバーガー店です。高雄など台湾南部の人たちはこの丹丹漢堡を心から愛しているように感じます。看板などに描かれているペリカンが、丹丹漢堡のシンボルマークとして親しまれています。
ラウンド台湾管理人も高雄に住んでいたとき、実際に何度も食べてその特別な美味しさを実感し、愛されている理由を理解することができました。高雄などの台湾南部を旅行する際には訪れるべきお店だという理解は広がってきているようで、丹丹漢堡の店舗によっては観光客による長蛇の列を目にすることもよくあります。
丹丹漢堡のメニュー

丹丹漢堡のメニューには、一般的なハンバーガーチェーンと同様に、ハンバーガーやフライドポテトがあります。チキンナゲットやフライドチキンも購入できます。朝なら朝食メニューが安く購入できるお得なセットがあります。しかしこれだけでなく、台湾グルメの麵線やお粥も売っているのは大きな特徴です。
基本的にはセットメニューを注文することになりますので、振られている番号を言うか指差しすれば購入できます。さらにたくさん食べたい場合はサイドメニューも注文します。
丹丹漢堡の店舗には上写真のようなメニューが大きく飾ってありますし、順番待ちで並ぶ間には紙のメニューを見れる場合もありますので、ゆっくり注文する食べ物を考えることができます。
丹丹漢堡の店舗情報

丹丹漢堡の店舗は高雄・台南・屏東にたくさんあります。以下のページには各店舗の住所や地図が載っているので分かりやすいです。
⇒丹丹漢堡の店舗一覧(中国語ページ)
たくさん店舗がありますが、七賢店にはよく行っていました。この店舗は高雄の有名な六合観光夜市に近いためか観光客が長蛇の列をなしていることが多かったです。休日の昼時は特に人が多いので、少し時間をずらして夜に行ったりしましたが、夜も9時前には閉まるために営業時間には気をつける必要があります。また週一で定休日があるので食べたいときに食べれないこともありました。
確実に丹丹漢堡の特別なハンバーガーを食べるためにも、あらかじめ行く予定の店舗の場所をgoogleマップなどで見ておき、そこに書かれている営業時間や定休日も確認しておくことをおすすめします。
その他の店舗としては、西子灣店はMRT西子湾駅を出てすぐの場所にありますし、観光名所の旗津半島に行くついでに寄ることもできるので良い立地だと思います。
おすすめメニューは、ハンバーガーとフライドチキンのセット
個人的におすすめメニューはハンバーガーとフライドチキンのセットです。もちろん台湾に来たと実感できる麵線や粥のセットもおすすめですが、どこのハンバーガーチェーンでも購入できるハンバーガーとフライドチキンのセットをあえてオススメしたいです。
上の写真は烤醬雞堡(照り焼きチキンバーガー)と、脆皮雞塊(サクサクフライドチキン)のセット(セットメニューでは飲料も一つ選べます)。チキンのハンバーガーはとにかく他のハンバーガーチェーンに勝る味付けで美味しいし、フライドチキンもサクサクでかなり美味しいです。
これで、全てのセットが100元以下で購入できる安さ(日本円にして300円ぐらい)。地元の人に愛され続け、観光客にまで人気が出てきた理由が実感できるセットでした。南台湾にやってきたときには是非食べてみて下さい!