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クレジットカード付帯保険の使い方 〜海外でキャッシュレス診療を体験した流れ〜

クレジットカード付帯保険の使い方 〜海外でキャッシュレス診療を体験した流れ〜

クレジットカードには海外旅行保険が付帯している、ということはよく知られていますが、実際に利用したことがある方はかなり少ないのではないでしょうか。

私も、長年クレジットカードを持ち続けていますが、海外で病院のお世話になることは今までありませんでした。正直海外で何度も身体の不調は訪れていますが、やはり言葉が通じる日本で受診する方が安心できるので、帰国するまで我慢していたのです。

しかし今回、ついに海外の病院に行く決意をしました。大した症状では無かったのですが、ネットで調べたら「癌の可能性もあるから早めの受診を」なんて書かれていたので、怖くなってすぐに病院に行くことにしたのです。日本帰国まで1ヶ月以上あったので待てませんでした。

そこでクレジットカードの付帯保険を使って実際に海外の病院を受診しようとしたところ、驚くほど簡単でした。電話一本だけで、病院の手配・予約はすべてクレジットカード会社がやってくれて、日本語の通訳まで付いたのでちょっとしたVIP気分でした(笑)しかも病院にはお金を何も支払う必要がない「キャッシュレス診療」でした。

ここまでクレジットカードを持っていて良かったと思えたのは初めてです。しかし、利用したことが無いものを使うのはなかなか勇気がいることです。私のように、切羽詰まった状況にならなければ、海外旅行中に病院に行こうとは思わないでしょう。

今回の記事で、クレジットカード付帯保険の使い方、利用した流れなどを解説しますので、海外でも気軽に病院に行きたくなったときにすぐ行けるということを実感していただければと思います。

クレジットカード付帯保険の使い方

クレジットカードに付帯している海外旅行保険を使う方法は簡単で、クレジットカード会社の旅行保険受付に電話すればいいだけです。

電話番号はインターネットで調べれば出てきました。「クレジットカード会社名 + 海外旅行保険」などで検索して出てきたページをよく見れば連絡先は見つかるはずです。渡航国によって電話番号は違います。

できれば、出国前にあらかじめこの電話番号を調べて、メモしておけばもっと安心ですね。

電話代は無料?

私の場合は、SIMフリーのスマートフォンに空港で買ったSIMカードを入れていたので、海外現地の電話番号を使ってフリーダイヤルを利用することができました。

日本の電話番号からでも国際電話を掛けることはできるようです。その際は、コレクトコールという通話料を着信払いにできる方法が使えることもあるので、出国前にコレクトコールの掛け方を調べておくと良いでしょう。

また、ホテルに宿泊しているならフロントで電話を借りられるはずです。

その他の方法としては、050から始まるIP電話(インターネット電話)をスマートフォンで使えるようにしておけば、海外からでも国内と同じ格安通話料金で電話することができます。

電話を掛けたときに聞かれること

クレジットカード会社の旅行保険受付に電話をして、「海外旅行保険を利用して病院に行きたい」などと伝えれば、いくつか聞かれることがあります。私が電話したときは、以下のようなことを聞かれました。

・クレジットカード番号
・クレジットカードの有効期限
・クレジットカードに書かれている名前のアルファベット表示
・名前を漢字でどう書くか
・生年月日
・いつからいつまで海外に滞在する予定か
・今いる場所
・具体的な症状
・日本語での対応を希望するか

そして、診察を受けたい病院は決まっているかということも聞かれたので、「まだ調べていない」と言いました。また、どの地域の病院で診察を受けたいか聞かれたため、私がこのとき滞在していた台湾の「台北」と答えました。また、診察を受けたい日時も伝えました。

すると、病院を手配して後ほど電話を掛け直してくれると言ってくれました。その後すぐ、病院に予約を入れた後に電話を掛け直してくれました。その病院の名前と住所、また到着後にどこへ行けばいいかを教えてくれました。

また、病院に行くときにタクシーを利用した場合は、領収書をもらっておけば後で請求できるとも言ってくれました。

診察を受けるときに必要なもの

そして、予約を入れた日時に病院へ行きました。受付で必要だったものは、

・パスポート
・旅行保険を利用したクレジットカード

の2点だけです。あとは、受付で指示にしたがっていくつかの書類を書けばいいだけです。通常の初診に必要な書類と、クレジットカード会社の海外旅行保険に関する書類に記入しました。

私が行った病院は、日本語対応を希望すると言っておいたこともあり、日本人を中心とした外国人専門の受付がありました。ここの人は日本語が話せる人ばかりで、周りの患者も日本人ばかりだったので安心でした。

書類記入も日本語でよかったし、診察も日本語通訳が付いていたのでスムーズでした。(マイナーな地域などではここまで充実した日本語サービスは無いかもしれませんのでご注意ください)

診療の流れ

受付が終わって少し待つと、早速診療する場所まで連れて行ってくれました。

日本語同時通訳付きだったので、スムーズにお医者さんの質問に答えながら診察を受けることができました。

診察が一通り終わったあとも、聞いておきたいこと・質問はないかなどと言ってくれました。何日ぐらいで治りそうか聞いたら、「5日〜1週間もあれば治るはず」と答えてくれました。

この後、受付に戻ってしばらく待つと、薬を出してくれて飲み方も教えてくれました。これを言われた通りに飲んだら、先生が言った通り5日ほどで無事治りました。

今回はキャッシュレス診療対応のクレジットカードを利用したので、支払いを立て替える必要も無く、診療も薬代も全て何も支払う必要はありませんでした。

キャッシュレス診療について

キャッシュレス診療とは、その名の通りお金を払う必要が無い診療です。最近のカードはほとんどキャッシュレス診療に対応していますが、中には対応していないカードもあり、その場合は自分で先に支払って、後からカード会社に請求する必要があるので少し手間がかかります。

なので、キャッシュレス診療に対応しているクレジットカードを持っておくのがおすすめです。

キャッシュレス診療に対応しているクレジットカード

三井住友VISAカード
セゾンゴールド・アメリカン・ エキスプレス・カード(ゴールド未満のアメックスカードはキャッシュレス診療対象外なので注意)
JCB EIT
楽天カード
エポスカード

など主要な多くのカードでキャッシュレス診療に対応しています。他にも対応しているカードはたくさんあるので、お持ちのカードが対応しているかどうかは、公式サイトなどをご確認ください。

自動付帯と利用付帯

もう一つ、クレジットカードの海外旅行保険を利用する際に注意しておくべきことを紹介しておきます。それは、クレジットカードの海外旅行保険には「自動付帯」と「利用付帯」があるということです。

自動付帯は、そのクレジットカードを持っているだけで、海外旅行に行けば保険が付いてくるというものです。
利用付帯は、そのクレジットカードを使って旅行代金などを支払ってはじめて、保険が付いてくるというものです。

利用付帯の利用条件などはややこしい場合もあり、そのカードで旅行代金を支払ったとしても本当に保険が付いているのか分かりにくく、不安があります。なので、できれば自動付帯のクレジットカードを一枚持っておくことをおすすめします。

上で紹介したキャッシュレス診療に対応したカードの中で、自動付帯のものは、
三井住友VISAカード(クラシックカード以外)
セゾンゴールド・アメリカン・ エキスプレス・カード
JCB EIT
エポスカード

なので、これらのカードを海外旅行前に作っておけば安心です。定番のクレジットカードでそこそこステータスのある「三井住友VISAカード」、持っているとモテると言われる(笑)アメックスのゴールドカード「セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード」、日本唯一の国際ブランドJCBが発行する「JCB EIT」など魅力あるカードが並んでいますが、私が持っている今回利用したカードは「エポスカード」です。

比較的作りやすいと言われているカードで、年会費無料カードの中で最も手厚い海外旅行保険が付いているのでおすすめできます。

まとめ

クレジットカード付帯保険は意外と簡単に使えて、手厚い診療を受けられる便利なものでしたね。また、キャッシュレス診療の場合は更に手続きが少なく、お金を支払う必要も無いので楽です。

海外で病院に行きたくなったら気軽にすぐに行けるよう、是非準備しておいてください。

ABOUT THE AUTHOR

管理人環島
2010年、台湾ドラマ・音楽をきっかけに台湾好きになる。2013年に初訪台して以来、隔月で台湾へ通う。2014年は2ヶ月かけて台湾一周し、帰国後に台湾中国語と英語の資格取得。2015年、日本で個人事業開業。2016年はワーホリビザにて台湾南部の高雄に長期滞在。2017年からは台北在住。台湾と日本をよく行き来しています。お問い合わせはお気軽に→Contact Form
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